エアコン取り付け工事の方法
必要な道具と工具
・作業台または脚立・プラスドライバー・カッター・モンキーレンチ・六角レンチ・ニッパー・水平器・フレアツール・バリ取り器(リーマー)・真空ポンプ
必要な部材・材料
・ビニールテープ・コーテープ・配管・ドレンホース・電線・パテ
現場状況によって必要とする部材や工具が異なってきますので、今回は基本的なエアコン取り付け工事の手順について説明していきます。
養生シート
エアコンを取り付けする位置が決まったら、脚立で傷が付かないように養生マットを敷きましょう
背板の取り付け
室内機を設置するための背板を壁に取り付けます。
※先に配管穴の位置を確認するようにしましょう
壁の素材がコンクリートや漆喰等の場合は専用のネジで固定する必要があります。
穴あけ工事
配管類を通すために壁に穴をあけます。
壁の中の筋交いに傷を付けないよう細心の注意を払って丁寧に穴をあけていきます。
補助管類を外に出す
配管穴から配管類(ドレンホース・電線)を通していきます。
室内機側の補助管が折れないように注意が必要です。
バリ取り
配管の先端をフレアー加工し、繋ぎ目からガスが漏れないようにリーマーでバリ取りをおこないます。
配管の中に異物が混入しないように注意しましょう。
テーピング
配管・ドレンホース・電線をまとめて、雨水が浸入しないようにコーテープを巻いていきます。
室外機の接続
室外機と配管をモンキーレンチで接続します。
締め過ぎるとナットが割れ、締めが緩いとガス漏れするので調整が必要です。
真空引き
真空引きをおこない、配管の中を真空状態にしていきます。
雨天時などは配管の中に水分が入らないように注意が必要です。
水漏れチェック
直接室内機の中に水を入れて、ドレンホースから水がでるかチェックします。
エアコンの試運転
試運転をして動作確認をおこないます。
無事に冷暖房が効くことを確認して、工事完了です。