エアコン工事を量販店やネット通販、引越会社に依頼する場合の注意点

家電量販店でもネット通販でも、エアコンを購入したら同時に取り付け工事を申し込みされる方が多いと思います。

 

またエアコン本体に基本工事費が含まれている場合は何も考えずに取り付け工事もご依頼されているのではないでしょうか。
ですが、実際にエアコンを取り付けに来るのは販売店とは別の工事業者がほとんどです。

 

前記でも簡単にお伝えした通り、販売店から工事会社を通して手配された工事業者はかなり安い金額で工事を請け負っているため、一件当たりの工事時間を短縮させようと工事が雑になりやすかったり、なるべく多くのオプション工事（追加工事）をすすめて一件当たりの単価を上げようとします。

 

引越し会社にエアコン移設工事をお願いした場合も同様に、ギリギリまで下げられた工事価格では生活ができないので、無理やりにでも追加工事をすすめるのです。

 

たくさんの被害例が報告されているのでご自身でもインターネットで調べてみて下さい。どれだけ多くの方がトラブルに巻き込まれて被害にあっているか分かると思います。

 

更にここからはエアコン工事業界の裏話になります

 

私も長い間、エアコン工事業界で勤めておりますが、年々工事価格は下がってきている傾向にあります。

 

例えば引越し会社にエアコン移設工事（エアコン取外・エアコン取付）を依頼した場合、大体10,000〜15,000程の料金設定が多いかと思います。

 

ですが、実際にお客様宅でエアコン工事をする業者に支払わられるのはその半分以下で、10年程前ならエアコン移設工事1台で￥7,000程でしたが、2018年の今現在では￥3,500程（内訳：エアコン取外￥1,200　エアコン取付￥2,300）です。

 

もっと安い価格で動いている業者の方も多いと思います。
エアコンを取り外すのに材料は必要ありませんが、取り付けするには最低限の部材が必要でガソリン代だってタダではありません。

 

工事業者も生活していくために、必要以上に追加工事をすすめて利益を上げようとする結果、料金トラブルが増えて嫌な思いをするお客様が多いのです。

 

私も過去は下請けの工事業者として活動しておりましたが、今ではホームページからお客様から直接ご依頼を頂けるようになり、正規の工事料金を頂いてしっかり一件一件を丁寧にエアコン工事をおこなっております。（正規の料金と言ってもエアコンの販売店や引越会社へお客様がお支払いする料金と変わりません）

 

同じようにホームページやブログを利用してお客様から直接ご依頼を受注する工事業者も増えてきております。

 

お客様にとっても、中間マージンで価格を下げられて安い単価で工事する業者よりも、正規の価格を直接支払ってしっかりと工事をしてもらえる方が良いと思います。

 

実際にその方がエアコン工事で料金トラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをする確率がグンと減ります。

 

エアコンを購入したお店や引越会社とは別口でエアコン工事を手配するのは面倒かと思いますが、ホームページからエアコン専門の工事業者や空調設備業者に依頼することをオススメ致します。