エアコンの工事を依頼する前に確認すべき事

エアコン工事の前に確認するポイント

エアコン工事トラブル

 

エアコン工事の前に何で確認することが必要なの?

 

私は素人でエアコンの事は分からないから、何を確認したらいいのか分からない・・・

 

よくある工事トラブル

 

エアコン設置場所の状況を事前に確認して工事業者に伝えることで当日の工事がスムーズにおこなえる場合があります。

 

当日になって「思いがけない追加工事費」や「部材が足らないから後日再訪問」をなるべく避けるために、できるだけ確認しておきましょう。

 

簡単に確認できるチェックポイントを紹介していくので参考にして下さい。


コンセント形状の確認

エアコンコンセントの確認

 

エアコンで使用するコンセントの形状と、取り付けするエアコンのコンセントの形状は同じでしょうか?

 

差込口が違う場合だとコンセントに挿しこめないので「コンセント交換」という工事が必要となります。
費用は依頼先にもよりますが、大体¥2,000〜¥3,000ほどです。


単相100V

単相200V

15A

20A

15A

20A

平行型

アイエル型

タンデム型

エルバー型

プラグ形状

アイエル型コンセント

タンデム型コンセント

エルバー型コンセント

コンセント形状

平行コンセント

アイエルコンセント

タンデムコンセント

エルバーコンセント

表示マーク

平行

アイエル

タンデム

エルバー

エアコン室外機の設置場所の確認

エアコンコンセントの確認

 

室外機を設置する場所を確認しましょう。
室外機はできるだけ室内機に近い場所が望ましいとされています。

 

ベランダや地面に直接、室外機を設置できる場合は標準工事になりますが、屋根の上や天井から吊り下げて設置すると追加工事扱いになります。


室外機の設置場所

室外機設置場所(名称)
@地面置き・ベランダ置き
A屋根置き
B天井吊り
C壁面設置
D二階立ち下ろし
E二段置き設置

配管を通す穴がありますか?

エアコン配管穴

 

エアコンの設置場所付近に「配管穴」があるかをご確認して下さい。
もし穴があいていない場合は穴あけ工事が必要になり、マンション等の集合住宅だと穴あけの許可も必要となります。

 

また、穴をあける壁の素材によって料金が異なってくるので事前に管理会社に確認しておくと良いでしょう。

 

(例)【木造の穴あけ】¥1,000前後 【コンクリートの穴あけ】¥15,000前後


隠ぺい配管

隠ぺい配管・先行配管について

壁の中に配管を通す「隠ぺい配管」の場合や、既に壁の中に配管が仕込まれている「先行配管」の場合も、特殊工事扱いで追加工事費がかかります。

エアコン専用コンセントはありますか?エアコン専用回路工事について

エアコン専用回路工事

 

エアコン専用コンセントがない場合、専用回路増設工事が必要になる場合があります。

 

一般のコンセントから延長して取り付けする方法もありますが、ブレーカーが落ちたり火災の原因の一つとされているのでエアコン専用のコンセントを新しく造る事をオススメします。(家電量販店も2018年の現在では「エアコン専用コンセントがない場合は取り付けできない」となってきています)


エアコン専用コンセント

画像のように、エアコンを設置する場所の近くにコンセントがあれば、エアコン用のコンセントである可能性が高いです。

 

もし、コンセントがないようであればエアコン業者に一度見に来てもらう方がいいでしょう。
専用回路工事は料金も大体¥15,000〜と高めで、場合によって3万以上かかる場合があります。

 

詳しくはコチラをご覧下さい→【エアコン専用回路工事とは何か?エアコン専用コンセントについて

エアコンの取り付け・取り外し場所に電気がきていますか?

エアコン工事には設置場所に電気が通っているか確認しましょう。

 

エアコンの取り付け時には設置後に試運転をして動作確認が必要になります。滅多にある事ではありませんが、後から取り付けしたエアコンに間違った電圧を流してしまうとエアコンが故障してしまい、工事保証も受けられません。

 

エアコン取り外し時には、ポンプダウンと言って室外機にガスを集めてから本体を取り外すのですが、電気が来ていないとその作業ができずガスが抜けてしまいます。
退去後にエアコンを取り外す場合によくある事なので注意しましょう。

エアコン工事するためのスペースはありますか?

エアコン工事を依頼する前に作業スペースがあるかの確認をして下さい。

 

エアコンを設置する真下にテレビやベッド等の家具があると脚立を立てる事ができず、作業ができない場合があります。
エアコン業者は基本一人体制で現場をまわるので工事の人に家具を移動してもらう事は期待せず、事前に作業ができるスペースは確保しておきましょう。

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